Facebookは全世界で29億人を超えるユーザーがおり、ビジネスで使用している人も多いです。日本では中高年の利用が多く、海外では使っている人が多いため、海外向けのビジネスを行うのにも有利なSNSです。
普通の投稿だけではリーチ数が限られてしまい、多くの人に見てもらえない可能性があります。その場合はFacebook広告を利用しましょう。ターゲティングを行うとより的確に広告を見てもらえますので、種類やコツをおさえておきましょう!
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Facebook広告の特徴とは?ターゲティングは必要?
Facebookの広告はタイムライン上に表示されるものと、パソコン利用のさいにはページの右側の枠に表示されるものがあります。Facebook広告を出す手順とターゲティングの有効性を知っておきましょう。
Facebookで広告を出す手順
Facebook広告を出すさいにはまず目的を決めましょう。ブランドを知って欲しいのか、商品を買って欲しいのかによって何を宣伝するかが変わってきます。目的が決まった後の手順は以下の通りです。
①オーディエンスを設定する
…ビジネスページに訪れる人の情報からどんな客層に広告を出すかを決めます。
②広告の掲載場所を決める
…Facebookのみで広告を出すことも可能ですし、同時にInstagramやmessengerにも広告を出せます。
③予算の設定
…予算を設定しておくと予算以上の費用がかかることはありません。
④フォーマットを選択する
…Facebookの広告は6種類のフォーマットから選べます。画像・動画どちらでも出稿できますよ。
⑤広告を注文し管理する
…注文後も広告の調整が可能です。目的とする客層にリーチできているかをチェックしましょう。
信頼性の高い情報からターゲティングできる
Facebookは実名で登録されており、年齢や居住地を正確に設定しているユーザーが多いです。そのため、Facebook広告でターゲティングをするさいは、どんな人がリーチしているのかをかなり正確に把握できます。
広告のターゲティングをすると、適切な客層に見てもらえるため、広告の目的が達成されやすいです。さらに、あまり関係のない客層にリーチしないので、コストカットにも繋がりますよ。
Facebook広告のターゲティングは3種類!特徴や違いとは
Facebook広告のターゲティング機能には3種類あります。広告の目的によって、選ぶべき種類が変わってくるため、特徴や違いをしっかりおさえておきましょう!
認知度アップしたいなら「コアオーディエンス」
立ち上げたばかりの企業やビジネスアカウントなら、まずはどんな会社か、どんな商品を扱っているのかを知って欲しいですよね。認知度アップしたい場合は「コアオーディエンス」を選びましょう。
年齢、性別、学歴などの利用者層データからリーチしたいオーディエンスをターゲットにできます。さらに、位置情報、興味関心、行動やつながりの条件からかなり詳細にターゲティングができます。
リピート客を狙うなら「カスタムオーディエンス」
前回利用してくれた顧客にまた利用して欲しい場合は「カスタムオーディエンス」を利用しましょう。カスタムオーディエンスでは、すでに利用してくれた人やサイトを訪れた人を対象に広告を出せます。顧客が忘れてしまっていても思い出してもらえ、継続的な利用を促せる機能です。
カゴ落ち客と言って、アイテムを買い物カゴに入れたけれど購入に至らなかった顧客にもアプローチできますよ。
訪問数を増やしたいなら「類似オーディエンス」
サイトへの訪問数やアプリのダウンロード数を伸ばしたい場合は「類似オーディエンス」を使います。類似オーディエンスでは、現在のユーザーと似ている客層にFacebook広告をターゲティングできます。
興味関心が同じような人たちにアプローチするとすぐにリアクションしてくれたり、興味を持つ可能性が高くなります。
Facebook広告のターゲティングで成功するコツがある!
Facebook広告のターゲティング機能は使いやすいですが、成功へのコツをおさえておくと、さらに効率的に広告を運用できますよ。
オーディエンスを複数設定する
広告を出しても成果が思うように出ない場合があります。それはターゲティングをした人たち全てがアクションを起こすわけではないからです。そのため、Facebook広告のターゲティングをする場合は2〜3パターンのオーディエンスを設定しましょう。
たくさんの人に広告を見てもらえるようにするためにオーディエンスの属性は被らないように設定しておきましょう。広告を出した後で分析ツールで狙った客層に届いているかを確認すると良いですよ。
始めのうちは絞りすぎない
Facebook広告を出し始めのときはターゲティングでオーディエンスを絞りすぎないのも大切です。オーディエンスを設定すると潜在リーチ数が表示されます。潜在リーチ数とは広告が表示されるであろうユーザーの数です。Facebookのコンバージョン率は約0.89%と言われているので、オーディエンスを絞りすぎると潜在リーチ数が減ってしまいます。
潜在リーチ数が減ると、広告からアクションを起こす人が減ってしまうため、効率が悪い広告の出し方となってしまいます。
まとめ
多くの人が利用するFacebookに広告を出すと、企業やサービスの認知度が高まったり、商品の購入につながるケースがあります。Facebook広告を出すときは効果的なターゲティングを行う必要があります。
Facebook広告のターゲティングは3種類あり、どんな顧客を狙いたいか、広告の目的は何かでどれを選ぶのかが変わってきます。ターゲティングのやり方次第でも広告の効果が出るかが変わってくるので、最初の設定や分析はしっかり行いたいですね。