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【2022年最新】SEOとは?Googleの原理原則、基礎から評価基準を解説

【2022年最新】SEOとは?Googleの原理原則、基礎から評価基準を解説

「SEOとは?から教えて欲しい」

「SEO対策の基礎知識を身に付けたい」

「SEO対策のことをこれから学びたい」

このようなお悩みをお持ちの方に向けてこちらの記事を書いています。

今回は SEOとは何か、SEOの基本的な考え方と、それを踏まえた上でのSEO対策について説明します!

Webページを検索結果に上位表示させ、流入を増やすために実施する一連の取り組みを「SEO対策」と呼びます。

 

本記事では、SEOの基礎知識からGoogleの評価基準、これからのSEO対策に求められることまで解説します。

SEO初心者の方はもちろん、より成果を出したいと考えているサイト運営者の方にもおすすめの内容になっています。

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SEO対策を行なう前に、知っておきたい基礎知識

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SEOとはなんの略称?

SEOとは特定のキーワードの検索をした際に検索結果の上位に表示されるようにサイトを改善するプロセスのことです。多くの人はGoogleに焦点を当ててSEOを行いますが、Bingもあります。

SEOはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。

検索エンジンからサイトにより多くのトラフィックを呼び込むための戦略や手法と、検索エンジンの結果でサイトがランキング上位に表示されるための改善のことを指します。

上位表示されたサイトは多くのアクセス数が期待できるのはもちろん、SEO対策による結果であれば、広告費をかける必要もないのです。

SEO対策=Google対策は正しい?

SEO対策についての情報を追うと、ほとんどがGoogleの提供する検索エンジンに関するものであることに疑問を抱いている方がいるかもしれません。

多くの検索サービスではGoogleのアルゴリズムが活用されているため、そのように思うのも無理はないでしょう。

SEO対策は、圧倒的なシェアを誇るGoogleの検索エンジンで上位表示されることを目指すための施策だとしても過言ではないのです。

実は、Yahoo!の検索エンジンGoogleのものを使っているので、GoogleSEO対策ができていればYahoo!も対策できたことになるわけです。

ただし、Yahoo!は、Yahoo!の保持しているコンテンツや提携先の情報などの独自の検索結果を差し込むので、それを理解しておく必要があります。

SEO対策で意識したい、Googleの使命・方針

Googleプラットフォームの原点や基本方針を理解することで「SEOで成果を出すためには何を意識すれば良いのか」が見えてくるでしょう。

Googleの原点および企業理念ともいえる「Google の使命」には、以下のように書かれており、一貫してユーザーファーストであることがわかります。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにすることです。
Googleについて | Google

また「検索に対する Google の方針」においては、以下のような考え方を知ることができます。

  • 関連性と信頼性が最も高い情報を提供する
  • 情報アクセスの機会を最大化する
  • 情報を最もわかりやすい形式で提供する
  • プライバシーを保護する
  • Google が販売するのは広告のみ
  • コンテンツを生み出す人々の成功を後押しする

引用:検索に対する Google の方針 | Google

つまりGoogleは、上質で有益な情報をユーザーに提供するための手助けをする存在であり、コンテンツ制作側にとっても決して敵対するような関係ではないことを理解するべきでしょう。

「ユーザーの皆様が求めている情報を提供する」「関連性と信頼性の高い情報を提供し続けることができているかを計測する」と、検索に対する方針を表明しています。

Googleのガイドラインとペナルティ

Googleのサービス利用者はGoogleが定めるガイドラインを遵守する必要があり、違反した場合には重大なペナルティが課せられることがあるため注意しましょう。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)は、Google検索に表示されることを望むWEBサイト運営者であれば必ず守るべき明確なルールです。

たとえ意図的でなくとも、ガイドライン違反だと判断されたことで、これまで積み上げてきたWEBサイトが全く表示されなくなってしまうおそれも否定できません。

Googleが掲げる10の真実

Googleが掲げる10の事実をご存知でしょうか。

Googleは、会社を創設してから、次の「10の真実」と照らし合わせながら、会社の運営方針を決定しています。

そのため、Googleの「10の真実」を本質から理解することで、どのような行為にSEO効果が期待できるのかを垣間見ることができます。

 

 

SEO対策の歴史

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これまでのSEOの歴史をチェックしていきましょう。

過去のSEOの歴史を知ることでなぜ今このようなアルゴリズムでサイトやページが評価されているのかを知ることができます。

昔のSEO対策

以前のSEO対策は現在と比べると、スパム行為による手法が大半を占めていました。

今も昔も「ユーザーにとってより良いコンテンツを提供する」というGoogleの方針は変わっていませんが、以前の検索エンジンでは、評価のロジックが現在のものより難しくなく、抜け穴となる手法が多く存在していました。

「被リンク数が多いサイトほどSEOに有利」という話を聞いたことがあると思いますが、これも抜け穴のひとつでした。

これは、被リンク(外部リンク)が多いということは、たくさんのサイトから評価されているのだから、優れたコンテンツだろう。と評価するロジックがあったからです。

そのため、以前のSEOでは、より多くのリンクを得るための施策が行われていました。

他にも、ページの中に出てくるキーワードの出現頻度が多いほど高く評価されていて、ユーザーには見えない隠しテキストとして、キーワードを過剰に詰め込むという手法もありました。

このように過去のSEO対策では、コンテンツの内容よりもテクニック寄りの手法がほとんどでした。

その手法のほとんどは現在では「ブラックハットSEO」と呼ばれるもので、Googleが評価するロジックに対し、集中的に施策を行うことでGoogleに良いコンテンツと誤認させる手法だったのです。

ブラックハットSEOとして有名なもののひとつとしては「悪質なリンク買い」です。

SEO業者にお願いをして、自社サイトに対して専用で作成されたリンクを貼ってもらい検索順位を上げるという方法です。

まだ検索エンジンがリンクの本数でしかサイトの良し悪しを判断できないことを利用して、専用に作成した意味のないページからのリンクを大量に張っていたのです。

今となっては検索エンジンのアップデートも経てこのようなブラックハットSEO通用しなくなっていますが、今でもSEOというと当時のブラックハットSEOのことを指していると思っているままの方も多いです。

しかし、Googleも黙ってはいません。

次々とそういったやり方に対して対策を講じ、現在ではこれらの手法はペナルティの対象となってしまいます。

テクニック寄りの対策がまったく効果なしということではありませんが、それだけで順位があがるというような単純なものではないことを理解しなければいけません。

現在では検索エンジンのアルゴリズムも進化を遂げ、本当に質の高いコンテンツを上位に表示できるようになってきましたが、Googleが昔から同じことができたわけではありません。

現在のSEO対策

現在のSEOは、過去に比べ、より本質的になっていると言われています。

それは「ユーザーにとってより良いコンテンツを提供する」というGoogleが目指している形に近づいているということです。

Googleの基本的な理念は今も昔も変わりません。それは「全てはユーザーのため」であるということです。

Googleはアルゴリズムのアップデートにより「リンク買い」などのようなブラックハットSEOができないようになり、「ユーザーにとって価値のあるページ」を評価ができるようになりました。

そこで生まれてきた考え方が「コンテンツSEO」というSEO対策の新たな考え方です。

「コンテンツSEO」とはコラム型の記事などを活用してユーザーの求めるコンテンツや内容を発信し、サイトへの流入を増やすSEOの方法のことです。

この方法が現在では主流になり、SEO対策には欠かせない考え方として定着しています。

ユーザーにとって価値のあるコンテンツをGoogleが高く評価し、結果として検索順位も高くなるというのが現在のSEO対策の考え方です。

これからのSEO対策

ここまでSEO対策の過去と現在をお伝えしましたが果たして未来のSEO対策はどうなっていくのでしょうか?

結論「ユーザーファースト」の考え方はより強くなっていくと思われます。

Googleは数多くのアップデートを繰り返していますがどれもユーザーにとって本当に価値のあるページを上位表示させるためのアップデートなのです。

これからもその動きが変わることはないと考えられています。

これからSEO対策をする方は「ユーザーにとって価値のあるコンテンツなのか?」というところを意識してみるといいかもしれません。

検索エンジン登場から2022年現在までの歴史を通して、SEOはさまざまなアップデートの影響を受けて変容を繰り返してきました。

検索順位を決定するアルゴリズムの評価項目は複雑化しており、小手先のテクニックでは対応できなくなっています。

現在のSEO対策は1つの施策のみに頼るのではなく、Googleが重要視するポイントを理解し、歩調を合わせた対応を取ることが重要です。

ここからは、2022年からのSEO対策において押さえておきたい動向・トレンドや注目すべきポイントを解説します。

E-A-Tは今後も変わらず重要視される

2022年からのSEO対策においても、「E-A-T(専門性・権威性・信頼性)」は変わらず重要視されます。

Googleの検索アルゴリズムがコンテンツの質を評価する指標として、「E-A-T」は変わらず存在するためです。

また、Googleの検索アルゴリズムはアップデートを繰り返すことでより高度化しており、専門的でかつ信頼できるコンテンツを発見する能力も高くなっています。

2022年以降にGoogleが行うアップデートに対しても、「E-A-T」を重要視したSEO対策は十分に通用すると考えられます。

コアウェブバイタルはより重要性が増す

導入時点におけるコアウェブバイタルは、SEOへの影響はあまり大きくありませんでした。

コアウェブバイタルを含むページエクスペリエンスを意識するよりも、コンテンツの質を高めたほうが表示順位に大きく貢献するためです。

しかし、コアウェブバイタルは今後より重要性が増すと予測されている項目です。

パソコン向けページにおける表示順位のページエクスペリエンス適用は、2022年2月から導入開始、同年3月末までに導入完了とされています。

つまり、パソコン向けページにおけるコアウェブバイタルの本格的な影響は2022年以降からです。

また、Google Search Consoleにおいてもページエクスペリエンスレポートが導入され、各シグナルが確認可能になりました。

競合サイトが多数存在する場合は、SEO対策としてコアウェブバイタルの改善を図る必要も出てきます。

MEO対策もより重要になる

近年の消費者行動は、地元の中小企業を支援する方向性が強くなっています。

実店舗を構える企業のSEO対策では、MEO対策もより重要になるでしょう。

Googleマップ・Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)を含むローカル機能は年々進化を遂げています。

直近では2021年11月末に「Vicinity Update」が実施され、ローカル検索結果で検索位置の近さを重要視するなどの変更が行われました。

MEO対策を行う上では、Googleが実施するローカル機能のアップデートについていくことが重要です。

 

 

【SEO対策】Google検索エンジンの仕組み

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クローリング:サイトを見つける

GoogleやYahooがクローリングを行うロボットをクローラーと呼びます。

リンクからリンクへと移動することで、Webサイト上の無数にあるページ情報を収集するプログラミングをクローラーに施し、Webサイトを巡回し、html内のリンクを取得します。

クローラーがWebページの情報を収集しているのです。

インデックス:サイトを登録する

インデックスとは、検索エンジンのデータベースに、ウェブページが登録されることです。

インデックス(index)とは非常にさまざまなシーンで用いられる用語で、それぞれ異なる意味で使われます。

SEOにおける「インデックス」とは、クローラーが収集したウェブページのデータを検索エンジンデータベースに整理された状態で格納されることを指します。

SEOでは常用語として「インデックス化される=インデックスされる」と表現しています。

ランキング:検索結果に表示する

ランキングは、インデックスされたサイトを、さまざまな要素から判断される総合評価が高い順に検索結果に表示することです。

膨大なページに対して自動的に順位を決定する仕組みは「検索アルゴリズム」と呼ばれ、評価基準は日々更新されています。

おもにユーザーの検索キーワードとの関連性が高いもの、ユーザーに役立つ良質な情報だと判断されたものが上位に表示される仕組みです。

PageRankと呼ばれるアルゴリズムの総合得点によって順位が決まるのです。

検索順位は、ユーザーの利便性を高めるために常に変動するものです。

このように、適切なSEO対策を行うには、Googleがどのようにランク付けをしているかを知ることが大切なのです。

Googleのランキングシステムの概要は、以下のページで公表されています。SEO対策に取り組む際には一読しておきましょう。

Google 検索の仕組み

 

 

SEO対策で上位表示をさせるための4つの評価基準

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Googleは、検索結果の質を以下のような流れで評価し、随時改良を加えています。

  1. 検索品質評価者(クオリティーレイター)と呼ばれる人材が、品質評価ガイドラインに従って検索結果の質を確認する
  2. 集められたデータをGoogleのエンジニアが確認し、アルゴリズムがうまく機能しているかを検証する
  3. 必要に応じて、アルゴリズムに改良を加える

つまりGoogleで上位表示を狙うためには、品質評価ガイドラインを正しく理解したうえでサイトおよびコンテンツ制作を行なう必要があります。

この項では、Googleの品質評価ガイドラインから読み解いた、重要な以下の4つの評価基準について解説します。

Needs Met:検索意図に一致しているか?

Needs Met(ニーズメット)とは、特定の検索結果の品質を「品質評価者」が評価する方法として「Google検索品質評価ガイドライン」に定義されているGoogleの概念です。

モバイル検索ユーザーの意図と検索結果が、どれだけその検索結果によってユーザーの役に立ったか、どれだけ検索ユーザーのニーズを満たしたか等の評価する指標であり、Needs Metの評価方式は、以下の5段階に分けられています。

  1. FullyM:モバイルユーザーは、その結果を即座にそして完全に満足する
  2. HM:多くまたはほとんどのモバイルユーザーにとって非常に役立つ
  3. MM:多くのユーザーに役立つ、または一部のモバイルユーザーに非常に役立つ
  4. SM:少数のモバイルユーザーに役立つ
  5. FailsM:モバイルユーザーのニーズを完全に満たすことができない

また、Needs Met評価は、すべてモバイルユーザーが対象の評価となります。

Google検索品質評価ガイドラインのNeeds Metとは

Page Quality:ページの品質が高いか?

「Needs Met(需要との一致)」をさらに補正する内容として、「Page Quality(品質の高さ・信頼性)」があります。

つまり、「情報が高品質であり、その情報は信頼できるか」を評価することになります。

需要は一致しているが、信頼性に欠けたもので、低品質な書き写し記事やまとめ記事だった場合は評価は低いだろう。

「PageQuality」の評価スケールは、Highest、High、Medium、Low、Lowestの5段階評価となっている。

  1. Highestは最高評価である。High評価の要件を満たしており、極めて高い専門性・質・評判のいずれかが傑出している。
  2. Highは高評価である。専門性・コンテンツの質・量・評判がいずれも極めて高く、ペー十の目的を確実に達成している。責任の所在も明確である。
  3. Mediumは普通である。
  4. Lowは低評価である。何らかの要素が欠落あるいは不足しており、そのためにページの目的を達成しにくくなっている。
  5. Lowestは最低評価である。要件の深刻な欠損や、フェイク・ヘイト・常識外れのページ。つまり、「ユーザーの役に立つことなく、ただ収益を得ることだけが目的」等というWebサイト・ページである。

WEBサイトの信頼性を獲得するにはどんなことに留意しなければならないのだろうか?

この信頼性の獲得で重要になるのが、Googleでは「E-A-T」と「YMYL」という概念となります。

「E-A-T」

「E-A-T」とはExpertise=専門性、Authoritativeness=権威性、Trustworthy=信頼性の意味で、適切な「E-A-T」がない場合、評価は低下します。

  1. Expertise=専門性はコンテンツ作成者に、十分な専門知識があること。
  2. Authoritativeness=権威性はコンテンツ作成者やウェブサイトが、その分野の権威であること。
  3. Trustworthy=信頼性はコンテンツ作成者やウェブサイトが、信頼できること。
    つまり、「メインコンテンツの質と量」、「Webサイトに関する情報」、「Webサイトの評判」がGoogleが重要視する「E-A-T」の概念である。

「YMYL」

そして、「YMYL」とは、Your Money or Your Lifeの頭文字をとった言葉です。

「YMYL」はユーザーの健康や財産に深刻な影響を与える「Your Money, Your Life」関係のコンテンツです。

これら「YMYL」コンテンツに関しては、Googleは高い「E-A-T」配慮を求めています。

以下が「YMYL」の5つの内容です。

  1. 商品の売買・金銭取引:通販サイトや銀行など、オンラインバンクでの購入・送金・支払い機能のあるページ。
  2. 財産に関する情報:投資・税・退職金運用・家の購入・学費支払・生命保険などの情報に関するページ。
  3. 健康。医薬系情報:肉体/精神面の健康・薬品・病気・栄養学などの情報やアドバイスを掲載するページ。
  4. 法的情報:離婚・養育権・遺言書作成・市民権獲得などの情報や助言を掲載するページ。
  5. ニュース・市民生活に関する情報:役所手続き・災害情報・社会福祉・ニュースなど。信頼性を担保するには、適切な引用も必要である。

記事のジャンルによっては引用元を開示できな記事は、低品質と見なされる可能性があります。

Usability:UI&UXはよく考慮されているか?

Usabilityとは、広い意味で使いやすさを指します。

Usabilityを考慮したコンテンツとは、ユーザーが目的達成に向けて、使いやすく効率良く活用できるコンテンツということになります。

Usabilityは、「サイトの表示速度が速い」「PCでもモバイルでもストレスなく表示される」といった機能性が優れていたり、カテゴリーやメニューなどの「サイトの構成」が整理されている場合に向上していきます。

Googleは、UI(User Interface/ユーザーインタフェース)「ユーザーがPCとやり取りをする際の入力や表示方法などの仕組み」、UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)「サービスなどによって得られるユーザー体験」をランキング決定の一つの要因に追加すると明言しています。

引用:より快適なウェブの実現に向けたページ エクスペリエンスの評価 | Google検索セントラル

Loss Points:マイナスポイントはないか?

サイト内に以下のようなマイナスポイントがあると、評価を下げる要因となるため注意が必要です。

  • Googleのクローラーが巡回できない、またはインデックスできない仕様になっている
  • HTMLの誤用によって検索エンジンにページ構造が正しく伝わっていない
  • ガイドライン違反がある
  • コピーコンテンツや誤情報の掲載など、コンテンツの品質に問題がある

このように、検索結果の上位に表示するための評価基準は、さまざまな要素が組み合わさっています。

それぞれをしっかりと理解し、正しいSEO対策を行なう必要があるでしょう。

 

 

【SEO対策】内部施策・外部施策とは?

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さまざまな手法があるSEO対策を、運営するサイトの内部を整える「内部対策」と、サイトの外部からの評価を高めることを目指す「外部対策」に分類して解説します。

内部施策

内部対策は、サイトの評価を決定づけるさまざまな要素について、可能な限り減点をなくし、Googleからの評価を高めることを目指す施策です。

おもな内部対策の種類を解説します。

・クローラビリティ
検索エンジンのクローラーがサイト内を巡回しやすくなるような仕組みを整えるための施策です。サイト内の構造を正しく伝えるためのサイトマップを設置したり、関連性の高いコンテンツに内部リンクを設置したりします。

・ページ構造
どのような内容を含むページなのかを、正確に認識してもらうための施策です。HTMLタグを使用して重要な部分を示したり、構造化データによるマークアップでさらに情報のわかりやすさを高めたりします。

・サイト構造
サイト全体の構造について、わかりやすく整理するための施策です。現在表示しているページが、サイト内の階層構造においてどの位置にいるのかを示すパンくずリストを設置したりします。

・MFI(モバイルファーストインデックス)
現在の検索結果は、ユーザーの多くが利用するモバイル端末向けのページを重要視しています。そのため、もともとパソコン向けに作成されたページであっても、モバイル端末でも問題なく表示されるように調整する必要があります。

・ページエクスペリエンス
訪れたユーザーに、ストレスなくページを利用できるような体験を提供するための施策です。読み込みに時間がかからないように画像のサイズを調整したり、クリックや入力に対する反応が遅くないかなどを確認したりします。セキュリティ面で重要なURLのSSL対応(通信を暗号化すること)も、ユーザーが安全にページを利用するために欠かせない施策でしょう。

・トレンド
変化する需要をしっかりキャッチし、求められているものを提供することも重要です。
EAT(専門性・権威性・信頼性)の重要性が高まっています。そのために運営者情報についてしっかり記載し、ウェブサイトを運営しているのが何者なのか、どのようなバックグラウンドを持っているのかを伝える必要があります。ユーザーからのニーズが高まっている動画をコンテンツに取り入れることも効果的でしょう。

外部施策

外部施策は、第三者からの評価を効果的に集め、サイトという箱全体を強化するために行なう施策を指します。おもな外部施策の例は以下のとおりです。

・ドメイン
ドメイン年齢の高さ(=サイト運営歴の長さ)は、SEOに有利だとされているため、取得から間もない新規ドメインは評価されにくい傾向にあります。コントロールできるものではないものの、SEO対策の効果を実感するまでに一定期間以上が必要になることを覚えておくとよいでしょう。EATの重要度と関連して、何に対して専門性が高いドメインであるかを判断されています。

・リンク
被リンクを集めることはSEO対策として有効ですが、単に多くの数を集めれば良いというわけではありません。関連性の高いサイトからのリンクなど、高品質なリンクを取得することが必要です。ただし、意図的に取得したリンクはペナルティの対象ともなりうるため、十分に注意しましょう。

・サイテーション
サイテーションは、インターネット上(他社サイトやSNS上)で、自社サイト名や商品名などについて言及されることを指します。被リンクをもらわずとも、話題になることで認知度が高まり、結果的にSEO効果の高まりが期待できるのです。サイテーションを増やすためには、インターネット上だけにとどまらず、認知度を上げるために行なうオフラインの活動も重要といえるでしょう。

・コンテンツ
良質なコンテンツを作成するのは内部施策の一環ですが、結果として質の高い被リンクが集まることで、サイトを外部から強化することにつながります。サイトをブックマークされることも、同様の効果が期待できるでしょう。

・その他
Googleマップに紐づけて情報を管理できる「Googleビジネスプロフィール」(旧「Googleマイビジネス」)や、SNSアカウントの運用なども、間接的にサイトの評価を上げることにつながるでしょう。

 

 

SEO対策において、検索エンジンを欺くスパム行為は絶対NG!

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健全なSEO対策を行なうためには、Googleのガイドラインをしっかりと理解し、ルールを遵守することが重要です。

もし重大なガイドライン違反行為が発覚すると、検索順位の低下だけでなく、ページのインデックス削除、場合によってはドメインごと削除されてしまうおそれもあります。

このようなペナルティを受ける可能性のある迷惑行為(=スパム行為)の事例を紹介します。

リンク

被リンクの数は、ページの評価を上げる要因となるものですが、自然発生的に獲得したものでなければなりません。

以下のように、意図的なリンクの獲得は禁止されており、ペナルティの対象となります。

  • 金銭などの見返りを提供することを条件とした被リンクの依頼
  • 大量の相互リンク(双方でリンクし合うこと)を目的としたリンクファームサイトの利用
  • リンク獲得数を目的とした相互リンクの提案

ドメイン

スパム行為に認定される可能性のある「リダイレクト」および「クロ―キング」について説明します。

・リダイレクト
特定のページをクリックしたユーザーに、自動的に別のページを表示する仕組みで、例えばサイトの引越しにともなってドメイン変更をした際などに使われます。リダイレクト自体はスパム行為ではないものの、検索エンジンを欺くことを目的とした不自然なリダイレクトにはGoogleからの警告が来ることも。

・クロ―キング
ユーザーに表示するページと、検索エンジンに読み込ませるページの内容を意図的に変える設定を行なうことです。クロ―キング自体がGoogleのガイドライン違反に該当し、ペナルティ対象となるため注意が必要です。

コンテンツ

コンテンツの質や作成方法にも注意が必要です。例えば以下のようなコンテンツは、スパム行為だとみなされるおそれがあります。

  • 低品質コンテンツ:ユーザーが必要とする情報の掲載がなく、有益性に欠けるコンテンツ
  • 自動生成コンテンツ:自動化されたツールなどで作成され、人の手を加えずに公開されたコンテンツ
  • コピーコンテンツ:他のサイトの内容を複製して作られたコンテンツ
  • 重複コンテンツ:同一のサイト内に似通った内容のコンテンツが複数存在する

 

 

SEO対策を成功させるには、トレンドへの追従が必要

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ユーザーの行動の変化にともない、Googleは常に進化を続けています。

そのためSEO対策を成功させるには、サイト運営者も最新のトレンドを見極め、追従する必要があるのです。

押さえておきたいGoogleのトレンドを解説します。

検索結果の多様化

Googleの検索結果に表示される要素は多様化しています。

ユーザーの検索需要に合わせて、情報をよりわかりやすく提供するために必要だと思われる要素を取り入れることを意識しましょう。

具体的には、テキストだけでなく画像や動画を取り入れたり、「Googleビジネスプロフィール」(旧「Googleマイビジネス」)を運用したりすることが有効です。

実際に検索結果に表示されるかどうかはGoogleの判断によるため、コントロールすることはできません。

ユーザー体験の充実

訪れたユーザーの体験は、CWV(コアウェブバイタル)という指標によって計測されています。

快適にサイトを利用できるよう、ページ表示速度やサーバーの処理速度にも留意し、正しい情報をより速く見せる努力が必要です。

直帰率や離脱率などから推測できるユーザーの行動もGoogleは見ていると考えられ、これらの数値の改善に取り組むことも有効です。

コンテンツ層の拡充

コンテンツは、ユーザーの需要を満たすことを大前提とし、それ以外の要素も充実させていくことが必要です。

記事内でも繰り返し登場するEAT(専門性・権威性・信頼性)を高めるために著者情報をアピールしたり、サイテーション(外部からの言及)を高めるための施策を積極的に行なったりしましょう。

SEOは専門性が高い分野であるとはいえ、正しい情報に基づいて行なえば、初心者でも実施できる施策は少なくありません。

近年では無料で有益な情報を得る手段も多く、最大限に活用するとよいでしょう。

 

 

SEO対策でよくある間違いとは

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ここではSEO対策でやってしまいがちな間違い3つを解説していきます。

もし当てはまってしまった方は、これを直すだけで大きな効果が出る可能性があるのでぜひチェックしてみてください。

サイトの目的/ターゲットが定まっていない

多くの方はサイトを運営する目的(サイトゴール)が不明瞭になっています。

サイトゴールが不明瞭なままだと、コンテンツを閲覧するターゲットが不明瞭になってしまいます。

性別、年齢、職業、居住地、家族構成、世帯年収、行動特性、嗜好性などによってセグメント分けしてサイトの目的(サイトゴール)を明確にしましょう。

質より量という考え方

以前は、記事を量産して文字数も多めにするSEO対策手法が多くありましたが、現在Googleが評価しているのは「コンテンツの質」です。

そのためしっかりとE-A-Tや検索意図を意識して、良質なコンテンツを作成する必要があります。

いくら自社のコンテンツが独自情報を盛り込んでいて完璧な記事だとしても、すでに競合のコンテンツがそれ以上のコンテンツを提供していては上位表示をすることが難しくなります。

公開済みのコンテンツの放置

記事を放置しておくことは宝物を放置しているようなものです。定期的に見直しをしましょう。

ユーザーが求めている情報を追加したり、ユーザーにとって魅力的なタイトルに変更するだけで、流入数が10倍以上になることもあります。

そもそも新しく記事を作成して、一発で上位表示されることはかなり難易度が高いです。

新しい記事を出した後も、順位をみて何度も手直しを加えていく前提で考えておく方がよいでしょう。

 

 

まとめ

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SEO対策で効果を出す為には、SEOの基礎を理解しておく必要があります。

GoogleがどのようなWEBページを評価するのか?そもそものGoogleの考え方に準じたWEBページを作成する必要があります。

次の記事では、SEO対策の具体的な方法まで突っ込んで解説していきますが、こちらの記事で解説した基礎知識がベースになるので、必ず目を通してみて下さい。

こちらの記事をベースにご自身でブログを作成してSEO対策に取り組む事が一番早くSEO対策を習得する事に繋がるでしょう。

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